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コラム 2015年07月21日更新
「まちなか農園 藤坂」を紹介します[雨水,大手町ソープ,ドクダミ]
地域探検隊-TTT-のタイヘーです。
今回は、花壇・大手町地区にある「まちなか農園 藤坂」※で見つけたものを紹介します。
※仙台市の都市計画道路・向山常盤丁線の予定地(道路計画が廃止となった今では跡地)を活用し、地域の多世代交流拠点として行政の力を借りながらも市民・住民の手でつくられました。現在は周辺町内会が窓口となり運営を担っていて、2〜3坪(約10㎡)の区画が20〜30を近くの住民だけでなく一般の方も年間契約で借りられるので、色々な方が借りています。この農園は広場や花壇と一体となっていて年4回くらいのイベントが開かれ、その際に地域探検隊-TTT-はワークショップや花壇づくりを企画しています。
農園は、こんな感じ(写真1)で高層マンションや住宅が建ち並ぶまちのなかにあります。
農園でかわいい看板を見つけました。(写真2)
「Jilly Farm!」
ひまわりの下には石が並べられていて、小さくてころころしていてカラフルでかわいいですね。こんな感じに自分でカスタムできるところが良いですね。
農園とは言うものの、野菜を植えなければいけないわけではなくて、このように(写真3)花も植えられています。
農園を借りた方は、タンクに蓄えられた雨水を活用して野菜に水をあげます。(写真4)
先日は、長く雨が降らなかったため、樽の中の水が無くなり、普段何気なく使っている水なのに無くなるのだなと不思議な感じでした。
農園は、色々な方のご協力で成り立っていて、この日も、農園の整備をお手伝いしていただいている"Sさん"が作業をしていました。(写真5)
スコップを振るう二の腕がワイルドでした。
私、タイヘーも実は畑を一列借りております。
これ(写真6)がタイヘー・ハーブ園(TAIHEI Herb Garden)です。
将来的に農園を拡大していき、手作りハーブ石鹸「大手町ソープ」を作り、「マルセイユソープ」「アレッポソープ」と並んで世界三大ハーブとすることが目標です。
精油を作るには大量のハーブが必要となりますので道のりは長いですね。
植えているハーブは、カモミール、セージ、ローズマリーの三種類です。
まずカモミール。(写真7)
そして、セージ。(写真8)
そして、ローズマリー。(写真9)
あと、ラベンダーがお隣さんに生えています。(写真10)
ラベンダーにはモンシロチョウが飛んできていました。(写真11,12)
そして、農園のすみっこにはドクダミが生えています。(写真13)
ドクダミは独特な匂いがします。誰もが一度はかいだことがあると思います。
青森の私の実家では、その匂いからか「犬の屁」と呼んでいました。
今度見つけたら匂いをかいでみてください。
ドクダミは、匂いに似合わず、白くてかわいい花をつけます。(写真14)
今回、少しだけ採取して、ドクダミ茶を作ってみます。(写真15)
このように窓際に干しておきます。(写真16)
乾燥したら完成です。乾燥したドクダミの葉をお湯に入れればドクダミ茶ができます。
ドクダミ茶は良くブレンド茶に成分の一つとして入っていることがありますね。
ただ、それ単体で飲まれたことのある方は少ないのではないでしょうか。
独特な苦味がありまして、私の祖母は体にいいと、よく自分で作って飲んでいます。
私にとってのおばあちゃんの味です。
皆さんもぜひ、お店で見かけましたら試してみてください。ブログはこんなところで。
写真1〜16
撮影者:タイヘー 撮影日:2015.6.21
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本記事は、地域探検隊-TTT-の隊員がそれぞれの観点(アート、美術、子ども、建築、デザイン、ランドスケープ、虫・植物、動物・ペット、まちづくり等)で、大橋周辺や花壇・大手町地区を掘り下げて紹介したものです。