スタッフより 2015年11月05日更新

どうぞよろしくお願いいたします。


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みなさま、はじめまして。
プロジェクション・せんだい代表の角田と申します。

プロジェクション・せんだいとは、映写技師、浅井浩雄さんの60年以上にわたる映画人生のドキュメンタリーを制作するプロジェクトです。


私が浅井さんに出会って、もう15、6年ほどになります。
普段はにこやかでときどき女の人と話してはデレっとしたりウキウキしたりと明るく絶好調な浅井さんが、映写となると厳しい表情に変わり、空気もピリッとします。
「最後に映画を完成させるのはわたしだから」浅井さんがよく言っていた言葉です。


一本の映画に関わったたくさんの人の想い。そして映画への愛。お客さんに心ゆくまで映画を楽しんでもらいたいというプロフェッショナリズム。
そういったものも暗闇の映写室からスクリーンに投影しているのだろうな、カッコいいな、といつもその背中を見て思っていました。


現在、デジタル化が進み、映写機も映写技師も過去の遺産となりつつあります。浅井さんもこれまで何台もあった映写機を他の方に差し上げたりしているそうです。
でも、これまでの映写機と映写技師のみなさまの歩みがあったからこそ、今があり、映画を楽しむことができる。それをしっかりと記録したい。さらに、その歩みを掘り起こすことで、今まで知らなかった新しい仙台という街の表情、映画の魅力に出会いたいと思っています。


というより、そういうものが映画の中に映し出せたら、こんなに嬉しいことはありませんが、これがとても難しく...。
ゆっくりじっくり頑張っていこうと思います。

みなさま、どうぞよろしくお願いします。




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