1月26日(金)―3月20日(祝)
託児サービス付き(金 10:00―12:00)
託児サービスは2週間前までに、託児担当(tel: 022-713-4484)までお申し込みください。
一冊の本やひとつのメディアでは理解しきれないほど複雑で美しく、
そして楽しいはずの日常生活は,記憶というこころの領域と深くむすびついています。
ここに登場するのは,記憶について,じっくり観察したり思考したりしているアーティストたちです。
『記憶の扉』は,この記憶というテーマに接近していきます。
作品を前にして,「おかしみ」を感じてしまう人も中にはいるかもしれません。
完璧な演出の作品には,しばしば「おかしみ」という隠し味があるものです。
「おかしみ」が,時には「希望」や「なつかしさ」を引き出すことがあります。
その「希望」や「なつかしさ」は,もちろんアーティストから届けられるメッセージであると同時に,
『記憶の扉』をそっと開くことであるとは言えないでしょうか。
「希望」や「なつかしさ」を実感させることのできる『記憶の扉』は,
メッセージの現在形であり,過去と未来の節点(ノード)なのです。
知覚を研ぎすまし,未来と過去の節点(ノード)を感じてください。
6階ギャラリー4200