メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2009/06/14
「絵本『ぞうくんのさんぽ』でブックピクニック」してみたら…?
みなさんは絵本『ぞうくんのさんぽ』を知っていますか。ぞうくんがなかまと、
ほのぼの会話を楽しみながら散歩をするお話です。6月14日に開催されたこのワークショップでは、
絵本『ぞうくんのさんぽ』を読んで、参加者みんなで散歩しました。絵本に触発されて想像力を膨らませて歩けば、
なんだかメディアテークの館内もいつもと違ったように感じられます。海のなかのような、森のなかのような、
工場のような…?そんな空間を想像させながら、ぞうかばこ先生は、磁石つきの小さなハチやカラフルな靴下など、
ドアの壁や階段の天井などにぺたぺた貼っていきました。「ここにどんなものがあったら、
もっとメディアテークが楽しくなるかな?」とみんなのイメージが膨らみます。散歩から帰ってきたら、
イメージを形にして、館内のいろんな場所に展示しました。7階にあるgoban tube cafe は、普段は何もないカフェですが、ある女の子たちは、ここの場所でケーキ屋さんを開き、 その近くでは「お茶会」も催されました。西南のエレベーターは中が真っ黒で、丸い形の大きな窓が3つ縦に並んでいますが、 「まるで潜水艦みたい」と思った男の子は、潜水艦の隙間からたくさん水が入ってきて、 その中に魚やざりがにも混ざってきたことを想像し、ざりがにをつくって展示しました。 また、みんなの作品を見て「一緒に遊んでみたいな」と思った男の子は、みんながお祭りの屋台のようだと思い、 自分の屋台として、綿あめやりんご飴をつくりました。
当日参加した38人は、1冊の絵本から、みんながそれぞれに感じた物語をメディアテークの中でつくりあげ、 いつもとは違ったあたたかさのある空間に変えていきました。
*ぞうかばこ先生=「絵本『ぞうくんのさんぽ』でブックピクニック」のファシリテーター、 ハートand アート空間BE I の関口怜子先生のことです。
(M. U.)
2009/06/14
絵本『ぞうくんのさんぽ』はどんなお話?
2009/06/14
イメージを形にしよう!
2009/06/14
優雅なお茶会
2009/06/14
熱帯魚のいる海のよう
2009/06/14
呼び鈴がドアにつきました
2009/06/14
エレベーターを呼ぼうと思ったら、キャンディ?