けやき通り通信 第37号 2007年8月発行 ■イベント案内 ○ショートピース!仙台短篇映画祭2007 今年で7回目をむかえるショートピース!仙台短篇映画祭。日本初公開の海外作品からカンヌ国際映画祭受賞監督のあの作品まで、今年もここでしか見られない多彩なプログラムでお送りします。「殯の森(もがりのもり)」が話題の河瀬直美監督が自身の出産経験を軸にいのちのつながりを描いた「垂乳女」(たらちね)から、ヨーロッパや北米からやってきたユニークな短篇映画たち、そして、「新しい才能に出会う」と題してまだ仙台では誰も見ていない若手の作品も上映。 映画だけではありません。21世紀の「世界のクロサワ」こと黒沢清監督や、「アルゼンチンババア」の長尾直樹監督、そして、「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬(とみなが まさのり)監督が新作を持って来場、ほかにもゲストを予定していますので、作り手と直接お話しできる貴重なチャンスをお楽しみに。 また、期間中の1階オープンスクエアでは、ゲストも交えて、どなたでも参加できる22日の交流会をはじめ、連日13時-15時には映写機に直接ふれることができるワークショップを開催するほか、さまざまな映像をみることができます。 映画で仙台がにぎわう秋の連休、ぜひここでしか出会えない映画を発見してください。 ○上映スケジュール 9月21日(金) 19時~ ワールドプレミア上映 冨永昌敬監督最新作『コンナオトナノオンナノコ』 9月22日(土) 13時~ プログラムA カナディアン・コメディ!~喜劇は笑うだけで終わらない~ 15時~ プログラムB まなざしの魅力ー河瀬直美から見た世界ー 17時30分~ プログラムC 新しい才能に出会う 観るだけじゃない!一緒に語ろう!! 19:30~ 誰でも参加可能な交流会。ゲストも来場。 9月23日(日) 13時~ プログラムD 黒沢清ショウあるいは黒沢清解体 1 15時~ プログラムE 黒沢清ショウあるいは黒沢清解体 2 17時30分~ プログラムF 黒沢清ショウあるいは黒沢清解体 3 9月24日(月・祝) 13時~ プログラムG 嘘、本当、嘘?5年目の真利子哲也 15時~ プログラムH ベスト・オブ・ヨーロピアン・シネマ 17時~ プログラムI present by STUDIO4℃(プレゼント バイ スタジオ ヨンドキュウ) ■募集 ◎音声解説つき映画モニター募集  11月25日(日)に上映予定の映画、「フラガール」の音声解説モニターを募集します。 音声解説とは、目の不自由なかたが楽しめる、映像の動きを解説するものであり、このモニター会は実際の上映前に皆様のご意見をいただき、より映画に合う解説を制作するために実施しています。映画を深く楽しみたいかた、ぜひ一度参加してみませんか。(モニター時は、ビデオでの上映となります。) ○上映作品 「フラガール」2006年公開 監督:李相日(り・さんいる) 出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代(南海キャンディーズ・しずちゃん)ほか 物語:昭和40年、本州最大の炭鉱・常磐(じょうばん)炭鉱では大幅な人員削減が迫っていた。まちを救うため、この北国に楽園ハワイを作るという起死回生の一大プロジェクトが持ち上がる。 目玉はフラダンスショー。その教師として、東京から元花形ダンサーが呼び寄せられる。その女性は、最初炭鉱や素人の炭鉱娘たちを馬鹿にするが、やがて少女たちのひたむきさに忘れかけていた情熱を再燃させる。厳しい現実の中、炭鉱娘たちは友情を支えに強く美しくフラダンスの真髄を身体の中に染み込ませていく。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)誕生までの奇跡の実話、感動の映画化!   ○音声解説モニター応募方法 対象:目の不自由なかた モニター日時:11月6日(火)13時から 場所:せんだいメディアテーク2F  時間:3時間程度(上映時間 2時間分含む) 申込締切:10月15日(月)必着(応募多数の場合抽選) 申し込み方法:音声解説制作担当まで、「音声解説モニター応募」と伝え、氏名、電話番号をお知らせ下さい。申し込み締切後、担当から改めて連絡します。 ■せんだいメディアテーク  サービス案内 ○音訳・点訳サービス せんだいメディアテークでは、目の不自由なかたの情報活動支援のため、墨字資料の音訳・点訳をおこなっています。今回はこちらのサービスについてご案内いたします。 資料について 書籍をはじめ郵便物、電化製品の取り扱い説明書など、ご希望の資料をお持ちください。 ※著作権上、音訳できない資料もございますので、ご了承ください。 料金について カセットテープや点字用紙などの実費をご負担ください。 カセットテープ...90分テープをご用意ください。 点字用紙...連続用紙をご用意ください。 点字用紙はメディアテーク7階にあるショップ、メディアアシストにて、1枚4円で販売しています。 利用のしかた 2階受付相談カウンターまたは電話、電子メールにて、お申し出ください。 電子メールでのお申込みの際は、氏名、電話番号、資料のタイトル等もお知らせください。 職員よりおおよその作業時間をお知らせします。受け取りかたを指定してください。 ・○時に2階受付相談カウンターで受け取る ・○日後に2階受付相談カウンターで受け取る ・郵送する 等の方法にて、完成した資料を受け取ってください。 音訳や点訳に必要なカセットテープや点字用紙の数について職員がお知らせします。 郵送または、直接お持ちください。 お申し込み先 電子メールでのお申し込みの際は、氏名、電話番号もお知らせください。 電話 022-713-4484 メールアドレス bfu@smt.city.sendai.jp ※メディアテークでは他にもさまざまなサービスをおこなっています。不定期ですが少しずつご紹介する予定です。 ■新職員紹介 7月よりバリアフリーに新しいアルバイト職員が採用となりました。年度末までの予定ですが、皆様のご利用時に対応させていただくことがあるかと思いますのでご紹介いたします。 7月よりバリアフリー班に臨時スタッフとして加えて頂きました伊藤 学と申します。現大崎市(旧鹿島台町)の出身になります。高校卒業後、上京し、専門学校にて学んだ後、東京でサウンド関係の仕事を始め、約15年間東京に住んでいました。本職以外にも、一般事務、運送会社での勤務、図面データの作成など、いろいろな仕事を経験しましたが、それら全てが自分の糧となっていると思います。いろいろな局面で痛感したことですが、コミュニケーションは、どのような仕事、人間関係にも、共通して大切なことだと思います。 昨年から仙台に住んでいますが、子供の頃の記憶とは違った町になっており、自分にとっては、まったく新しい土地のように感じます。一昨年、初めてメディアテークに来たときには、仙台にこんな近代的な建築物が出来ていたことに驚いたものですが、まさかそこで自分が働くことになるとは思ってもいませんでした。巡り合わせの不思議さを感じるとともに、この機会を与えて頂いたことを嬉しく思っております。 まだまだ不慣れなことも多く、毎日が学ぶ場になると思いますが、皆様との出会いを楽しみに頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ご希望の方には「けやき通り通信」を郵送いたします。 また、「点字版」、「テープ版」「メール版」もありますので、ご希望の方はご連絡下さい。 発行元 せんだいメディアテーク 980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 電話 022-713-4484 FAX 022-713-4482 http://www.smt.jp 電子メール bfu@smt.city.sendai.jp