けやき通り通信 第34号 ■イベント案内 ○伊東豊雄 建築|新しいリアル せんだいメディアテークの設計競技で一席に選ばれた伊東豊雄(いとうとよお)は竣工後「ピュアな美しさより生き生きとした楽しさを」と語っているように、メディアテークでの体験がその後の作品に多大な影響を与えました。 本展は「伊東豊雄 建築|新しいリアル」と題し「せんだいメディアテーク」から最新の「台中(たいちゅう)メトロポリタン・オペラハウス・プロジェクト」を含む伊東豊雄の世界を紹介します。メディアテークのギャラリーそのものがもっとも重要な展示作品となる展覧会で、建築に新たな可能性を追求する伊東豊雄の世界を体感してください。 日時:2007年4月13日(金)-5月19日(土)  ※4月26日(木)は休館10時-19時(入場は18時30分まで) 場所:6階 ギャラリー 一般1000円(800円)、高大生800円(600円)、小中生300円(200円) ( )内は20名以上の団体料金と前売り料金 豊齢手帳・身体障害者手帳などをお持ちの方は半額 また閉館の1時間前より半額。 ●関連イベント ●記念講演会+トークセッション「新しいリアル」 日時:2007年4月14日 (土)13時30分-16時30分 場所 :せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア 第一部 [講演] 伊東豊雄 (建築家) 第二部 [トークセッション] せんだいメディアテークから 伊東豊雄、 Kevin E. Consey (カリフォルニア大学UCバークレー校付属美術館フィルムアーカイブ館長)、 瀧口範子 (ジャーナリスト) 、五十嵐太郎 (東北大学助教授 建築史・批評家) 定員:150名 申し込み締め切り日: 3月31日(土) ●smtエキシビジョン・ツアー 日時 :2007年4月15日 (日)   10時30分-12時30分 14時30分-16時30分   2007年5月4日(祝)    10時30分-12時30分 14時30分-16時30分   2007年5月19日(土)    10時30分-12時30分 14時30分-16時30分 場所 :せんだいメディアテーク 6階会場入り口 内容①展覧会とせんだいメディアテーク館内を巡るツアー。   ② 建築専攻の学生や専門のみなさまに限らず一般   の方にも建築の楽しさをお伝えします。 参加:各回20名程度 ●こどもの日企画 伊東豊雄さんのワークショップ 日時 :2007年5月5日 (祝) 11時-16時 場所: せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア 内容 :いろんなざいりょうを使って、楽しいたてものもけいを作ってみよう。できあがったら、どんなたてかたや使いかたをするのか発表。さあ、伊東さんに挑戦だ。 定員 :各20名 申し込み締め切り日:4月20日(金) 問い合わせ せんだいメディアテーク 企画・活動支援室 tel 022-713-4483 fax 022-713-4485 ○せんだいデザインリーグ2007   卒業設計日本一決定戦 「せんだいデザインリーグ」は、都市・建築デザインのプロを目指す全国の学生の卒業設計を一同に集める展覧会です。 全出展作品の中で競われる「卒業設計日本一決定戦」は、企画イベントでもあります。 審査員は、審査委員長の山本理顕(やまもと りけん)氏をはじめ世界的にも注目されている一線級の建築家を審査員に迎え、一般の市民の方々に広く開かれた場で、都市や建築の現在をめぐる白熱した議論が展開されます。この企画は、単に全国の学生の登竜門としてだけではなく、社会や都市に関心を持った市民のクリエイティブな感性を刺激し、社会や都市を変えていく糧になっていくものでもあります。 卒業設計展は、日本全国でおこなわれていますが、「せんだいデザインリーグ」は参加大学・参加者数で他を圧倒する日本一のコンテストです。 日時:2007年3月11日(日)-3月15日(木) 10時-19時 場所:せんだいメディアテーク6階 ギャラリー 問い合わせ せんだいメディアテーク 企画・活動支援室 tel 022-713-4483 fax 022-713-4485 ■募集 ○音声解説つき映画モニター募集 5月27日(日)に上映予定の映画(作品未定)の音声解説モニターを募集します。 ※音声解説とは、目の不自由なかたが楽しめるよう、画面の動きなどを解説するものです。モニター時は、ビデオでの上映になります。 ●音声解説モニター応募方法 対象:目の不自由なかた 日時:4月下旬(参加されるかたのご都合で調整) 場所:せんだいメディアテーク2階  時間:3時間程度(上映時間 分含む) 内容:解説の量や解説内容等について意見、感想を伝える 応募・問い合わせ先:せんだいメディアテーク音声解説制作担当(電話022-713-4484) 申込締切:3月31日(土)(応募多数の場合抽選) ■イベント報告 ○手でみてつくる造形ワークショップ3 2月10日(土)、メディアテーク7階会議室にて、「手でみてつくる造形ワークショップ3」が開催されました。講師は日本女子大学教授の西村陽平先生で、目の不自由なかた5人を含む、子どもから大人まで、19人が参加しました。先生が用意した「あるもの」をアイマスクをして触り、感じたことを視覚を閉ざしたまま一人20kgの粘土で表現しました。他の人の作品も、「目で」ではなく、アイマスクをしたまま「手で」鑑賞し、アイマスクを外したときには、触覚と視覚の感じ方の違いにみなさん驚かれたようです。メディアテークでは、今後もこのようなイベントを続けていく予定です。 ●参加者の感想 ・手で作ったものは目で見ると意外につまらないものニ見えた。逆に目で見ていては作れない、おもしろいものが作れた。(20代男性) ・最初に粘土を触ったとき、冷たくて気持ちよかったです。ううまく形ができてうれしかったです。(7歳女の子) ・日常では得られない体験でした。(40代女性) けやき通り通信は、この点訳版の他、拡大文字版、カセットテープ版、 メール版も発行しています。ご希望のかたはご連絡下さい。 発行元 せんだいメディアテーク 〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 電話022-713-4484 fax 022-713-4482 電子メールアドレス bfu@smt.city.sendai.jp