けやき通り通信第27号  イベント案内 1.ガイドボランティア新規募集 館の広報活動のお手伝いをする施設案内、手話、翻訳、制作のボランティアを募集します。 <活動内容> ① 施設案内(平日班、週末班)  メディアテークの特徴や使いこなし方を、利用者の立場からご案内 見学対応や各種ガイドツアーの企画実施 ② 手話班 ガイドツアーやイベント時における手話でのサポート ③ 翻訳班 メディアテークイベント情報などの翻訳作業(英語・フランス語・中国語など) ④ 制作班 ボランティア活動に関連した広報活動(チラシやHP作成など) <対象> メディアテークに通うことができる18歳以上の健康な方で、活動に必要な知識・関心を有し、1年以上継続的に活動できる方。説明会へ参加後、活動内容に賛同していただける方。 <説明会日程> 2月17日(金)  13:00-13:30 手話班  14:00-15:30 施設案内(平日班) 2月18日(土)  14:00-15:30 施設案内(週末班) 16:00-17:00 翻訳班 2月19日(日)  13:00-13:30 手話班  14:00-15:00 制作班 <申込方法> 2月10日(必着)までに、往復はがきかFAX、電子メール、電話のいずれかで参加希望の説明会名、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス、志望動機(できるだけ詳しく)を担当までお伝えください。手話班希望の方は、このほかに手話歴もご記入ください。 <担当> せんだいメディアテーク 管理係 担当:吉田、薄井 上映報告 2005年11月20日(日)、音声解説・日本語字幕つき映画『下妻物語』の上映を行いました。音声解説、日本語字幕はボランティアの方が解説や字幕の文章を制作し、当日フィルムに合わせてライブで解説、投影しました。当日のアンケートの中から、ご感想等をいくつか紹介します。 目の不自由な方  ・スピード感ある映画だったが、適切な部分に解説が入っていてとても楽しめた。  ・バイクの爆音(映画の音)が大きく解説が聞きにくい部分があった。 耳の不自由な方  ・何度か見ている映画だが、子ども(耳の不自由な方)と一緒に鑑賞して、新たに   楽しむことができた。  ・こうした上映を今後も続けていってほしい。   また、今回活動されたボランティアの方の感想をお届けします。 音声解説制作ボランティア2期生の方 映画会やモニター会では、わざわざお越しいただき、ありがとうございました。皆様にお会いできることを一番の楽しみにして音声解説を作っていますが、今回の『下妻物語』は、より多くの方に楽しんでいただきたいという思い入れがありました。映画会 未経験の方も、試しに一度いらしてみませんか? 山下ゆかり smtの音声解説に携わり早2年で、まだ2回。正に暗中模索の音声解説に息遣いを感じられる様になるのは、試写会にご協力頂く目の不自由な方々の感性に触れてからです。私たちはその感性に刺激され、更に上映日まで吟味し練習します。本番は感謝の気持ちを込め、丁寧に読むだけ。聞いて頂きありがとうございました。 高畑信子 『下妻物語』は笑える作品で、楽しく音声解説制作に取り組みました。上映当日のお客様が思ったより少なく、ちょっと残念。会場でなければ味わえない臨場感や一体感を多くの方に体験してほしいと思っています。次回は是非、一緒に楽しみましょう! 中里えみ子 2回の音声解説製作作業を終え、その難しさを改めて実感しています。 初めての作業のときは、目の不自由な方がどのような解説を求めている のか見当もつかず、とにかく間を空けまいと必死で解説を入れた結果、 解説が多すぎるという感想をいただいてしまいました。 今回の「下妻物語」はその感想を踏まえ、わたしたちなりに調整・検討を 重ね製作してみました。 生みの苦しみはとても大きいですが、解説を聞いてくださった方から「とても 良かった」という感想をいただくと、まるで自分たちが作った映画を褒められた ような喜びを感じます。その喜びが、次回の作業への糧となっています。 これからもより多くの方によりよい解説を聞いていただけるよう、頑張ります。 伊藤宏子 日本語字幕制作ボランティア2期生の方 初めての字幕制作に戸惑うばかりでしたが、本番が近づくにつれ役者さんの口調や息づかいまで、もっと細やかに文字で表現したかったと感じるようになりました。字幕で笑って、泣いて、感動できる。そんな映画を1本でも増やしていけたらと思います。 金藤美智子 今までこれ程音に注目して映画を見た事はない。音を全て字幕にする作業は初め困難に思われたが、様々な経験を持つメンバーの知恵が結集したとき、すばらしいパワーが生まれた。最後まであきらめなかった皆さんに感動、感謝です。 荒井真澄 『下妻物語』は魔法の作品です。観る度に新たな発見があります。そして、この映画のおかげで字幕ボランティア2期生13名はひとつになることができました。2006年も素敵な映画と出会えますように...。 佐々木絵美 メディアテークでは、皆様のご意見を参考に、今後もこうした上映活動を継続していきます。次回は、来月1月11日(水)14時から、7Fスタジオシアターにて音声解説・日本語字幕付き映画『博士の愛した数式』の特別先行無料上映を行います。音声解説はボランティア1期生の方が制作し、ライブで解説します。皆様のご来場をお待ちしております。