バリアフリー通信 第22号 2005年2月発行 イベント案内 ・手でみてつくる造形ワークショップ~感じたことを形にしよう~ 触れて感じることを思い出しながら、粘土で表現します。ものを手で持った時、「意外に重い」と感じたことはありませんか? それは手で持つ前に、視覚を使って得た情報をもとに、無意識に重さを頭の中で認識していることがあるからです。「このような無意識の認識から離れ、感じたことを形にする」「形を感じる」が今回のワークショップのテーマです。手で感じることの重要さを再認識し、触って感じることを思い出しながら粘土を使って作品をつくってみませんか? 日時:2005年3月12日 (土) 10:00~16:00 内容:10:00~10:30 自己紹介等 10:30~12:00  制作活動 (後日焼成) 12:00~13:00 昼食(各自持参) 13:00~15:30 制作活動 (焼成はなし) 15:30~16:00 片づけ、終了 会場:せんだいメディアテーク 7階会議室 参加費:無料 定員:小学生以上20名程度(申込多数の場合は抽選) 申込み:往復はがきか電子メール、FAXにて、催し名、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス、障がいの有無とその程度、介助者がいればその氏名、を明記の上、3月7日(月)(必着)までに、メディアテークへ(FAX 022-713-4482) ・音声パソコンステップアップ講座(ファイル管理編) 目の不自由な方対象の音声パソコン講座を実施します。今回は、ファイル管理を中心に学習する講座です。収集したデータの整理整頓が苦手な方、一度、パソコンの中をスッキリさせてみませんか? 日時:3月19日(土)、20日(日)の2日間連続    14:00~17:00 場所:せんだいメディアテーク7階 スタジオb 内容:ファイル管理の基礎、マイコンピュータの使い方、メニュー操作の応用など 対象:パソコンの基本操作をマスターしている方 定員:5名程度(申込み多数の場合は抽選) 申込み:3月11日(金)までに、メディアテークへ(TEL022-713-4484) ・活版印刷ワークショップ(手話通訳あり) メディアテークの地下にある活版印刷工場で、実際に活字を拾い、版を組んで、手作りのオリジナルカード印刷を体験します。 日時:3月5日(土)、6日(日)の2日間連続    10:00~17:00 参加費:無料 申込み:催し名、住所、氏名、連絡先を明記して、2月22日(火)まで、メディアテークへ(申込多数の場合は抽選)。 手話通訳を希望される方は上記期日までにご連絡のうえご相談ください。(FAX 022-713-4482) ・仙台シネマバザール2005(シネママネジ メントワークショップ修了企画) 半年にわたって行われている映画上映を企画するワークショップの参加者による上映会です。春という新しい始まりの季節に、「旅」「旅立ち」をテーマにした5つの個性豊かな作品を上映します。 上映プログラムおよび上映日時:   ※開場は上映の15分前です。 1.「男はつらいよ」    3月12日(土)13:30   シリーズ第1作。故郷とは、家族とは、社会にとっての私とは、人を愛するとは、あなたにとっての私とは、そして私自身と は・・・。この映画は、世代を越えたその問いかけにさりげなく答えてくれます。(1969年/山田洋次監督/91分) 2.「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 3月12日(土)15:45   死ぬ前に海を一目見たいと病院を抜け出したマーチンとルディ。盗んだ車がギャングのものだったことから、人生最後の冒険 は思わぬ逃避行に。そんな彼らの行く先は・・・。(1997年/トーマス・ヤーン監督/90分)  3.「ベルリン・天使の詩」  3月12日(土)18:00   心優しい天使ダミエルは、人間でない自分に嫌気がさしていた。ある日彼は、空中ブランコ乗りのマリオンに恋をする。天使 は人間に恋をすると死んでしまうと知りながら・・・。(1987年/ヴィム・ヴェンダース監督/128分) 4.「D.I.」       3月13日(日)13:30   パレスチナ自治区にいる恋人は、主人公の住むエルサレムには入れない。2人が会える唯一の場所は銃口光る検問所の駐車場 。果たして2人の愛は、国境という「壁」を越えられるのだろうか・・・。(2002年/エリア・スレイマン監督/94分) 5.「またの日の知華」   3月13日(日)15:45  70年代高度経済成長期の影を舞台に4人の男を遍歴しながらさすらう知 華。一人の女性を、吉本多香美、渡辺真起子、金久美子、桃井かおりの4人の女優が演じ ます。上映後、原一男監督のトーク を予定。(2004年/原一男監督/114分) 会場:メディアテーク7階スタジオシアター 入場料:1作品につき1000円  ・ペドロ・コスタ 世界へのまなざし  小津安二郎や溝口健二、ジョン・フォードなど世界映画史の巨匠たちの精神を吸収しつつ、先鋭的な独自の感覚で現代の映画を代表するポルトガルの映画作家ペドロ・コスタ。時に静謐な、時に破壊的な世界を確かなまなざしでとらえようとする彼の最初の長編作品「血」から、最近作である『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』までの5作品を上映。世界各国で評価された『ヴァンダの部屋』の映像から生み出された、もう一つの『ヴァンダの部屋』-『ヴァンダの部屋』ヴィデオ・インスタレーション-の展示や、監督と映画評論家蓮實重彦氏との対談も行います。 上映:3月19(土)-29日(火)12:00-21:00    ※24日は休館です。また、各プログラムの上映時間についてはお問い合わせ下さい。 上映プログラム   1.「血」(1989年/95分)   2.「溶岩の家」(1994年/110分)    3.「骨」(1997年/94分)   4.「ヴァンダの部屋」(2000年/178分) 5.「映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?」(2001年/104分)    会場:メディアテーク7階スタジオシアター    入場料:1作品1000円(障害者手帳割引あり)    ※「ヴァンダの部屋(29日15:00の回のみ)」に託児あり。託児希望の方は申込みが必要です。 対談:3月27日(日)16:00   会場:メディアテーク7階スタジオシアター 入場料:無料 展示:『ヴァンダの部屋』ヴィデオ・インスタレーション    3月19(土)-29日(火)19:00-21:00    会場:6階ギャラリーb   入場料:無料 発行元 せんだいメディアテーク 〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 電話022-713-4484 fax 022-713-4482 電子メールアドレス bfu@smt.city.sendai.jp